失神の原因診断に利用 植え込み型ループ式心電計失神の原因診断に利用 植え込み型ループ式心電計

植え込み型ループ式心電計とは?

長期間心臓の拍動を継続的に監視し、不整脈や失神などの症状が起きた時の心電図を記録する装置です。記録された心電図から、症状が起きた時に心臓の拍動に異常がなかったかを調べることができ、失神の原因診断に利用することができます。心臓が原因の失神は生命に関わりますので、診断が重要です。
植え込み型ループ式心電計は最近、日本でも原因不明の失神検査のために使用できるようになりました。

装置は、簡単な手術で胸の皮膚の下に入れて使用します。手術としては簡単なものです。ペースメーカーと違って、万一感染しても簡単に摘出できるので、大きな問題になりにくいです。
手術の傷が回復したらいつも通りの生活をすることができます。他の心電図検査のように身体の表面に電極を貼る必要がなく、入浴もできます。
発作を捕まえて原因がわかったときは、さらに簡単な手術で取り出します。
原因不明の失神の検査に植え込み型ループ式心電計を使用するかどうかは医師が判断します。

装置の大きさ 約60mm×20mm×8mm の小さなスティック状
皮膚の切開 2cm程度

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使い方は?

心拍リズムに乱れが生じると自動で検知して、その前後の心電図を記録します。また失神を起こした後や動悸などの症状を感じた時に、専用の携帯型リモコンのボタンを押して胸にあてると、その前後の心電図が記録されます。リモコン操作の数分前の心電図も記録できるので、意識が回復してから操作をすることで、失神前、失神中、回復後の一連の心電図を残すことができます。
いつも通りの生活をしながら、最長3年間連続的に心臓の活動を見守ってくれるので、失神の頻度が少なくても、失神が起きたときの心電図を記録できるチャンスが広がります。

どんな診断をするの?

記録された心電図は医師が専用の装置を使って読み出し、分析します。無線通信で心電図を読み出すため、植え込み型ループ式心電計を体外に取り出す必要はありません。
失神が起きたときの心電図を見ることで、失神が心臓の病気に由来するものか、心臓以外に原因があるのかの診断ができ、原因に応じた治療を行うことができます。

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