64列マルチスライスCTに関して


2006年2月16日導入

平成18年2月16日に最新の64列マルチスライスCTが導入されました。
今まで稼動していた16列のマルチスライスCTは、
1回の管球回転で16枚の断層写真同時撮影でしたが、
導入したCTは64枚の断層写真撮影となり4倍のスピードで
くわしい検査
をすることができるようになりました。

【診療・検査】

  • 大動脈や下肢動脈などのCT血管撮影や心臓CT検査といった
    主たる疾患領域での検査の向上
    (
    これらの検査においてはCT装置の性能が検査の質に大きく影響)
  • 検査時間の短縮に伴い少ない造影剤の使用量で検査ができる
  • 心臓CT検査で、30秒程度の息止めが必要であったものが
    7-8秒程度の息止めで検査可能
  • 冠動脈バイパスのような広範囲の検査でも、
    0.5mmという非常に薄いスライスで
    15秒程度息止めで検査可能

【心臓CTでの注意点】

  • 造影剤のアレルギーや不整脈のある病客様では
    検査ができない場合があります
  • 心拍数の高い場合や石灰化の強い病変では
    十分な検査とならない場合もあります
  • 検査自体は短時間で終わりますが、
    膨大なデータをコンピュータで処理をするために
    検査結果には時間がかかることがあります
  • 心臓カテーテル検査に完全にとってかわるものではなく、
    よりくわしく調べる場合にはカテーテル検査が
    必要となることもあります
2006/2作成